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バニラエア就航、台北でも熱烈歓迎 利用率8割以上目指す

 ANAホールディングス(9202)傘下のLCC(低コスト航空会社)のバニラエア(VNL)が12月20日、就航した。成田空港を拠点とするVNLの機材は当初、エアバスA320型機(180席)1機のみだが、28日に2機目が投入される。

成田を離陸するバニラエアの台北行き初便=12月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

就航の挨拶をする石井社長=12月20日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 20日は那覇と台北(桃園)の2都市へ就航。2014年1月29日から札幌、3月1日からソウル(仁川)と、機材の増機に合わせて拡充する。リゾート路線に特化したLCCであることが特長だ。

 国内線初便の成田発那覇行きJW801便は午前6時56分(定刻午前6時45分)に乗客166人を乗せて出発。エアアジア・ジャパン時代に乗客が20人に満たない便(関連記事 [1])もあったことを思うと、早朝便としては上々の滑り出しだ。定刻では午前10時5分には那覇へ着くため、昼前から現地で過ごすことができる。

 一方、国際線初便の成田発台北行きJW103便の乗客は