成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は5月14日、空港の将来像を検討する「『新しい成田空港』構想検討会」(委員長・山内弘隆 武蔵野大学経営学部 特任教授、一橋大学 名誉教授)の第8回会合を都内で開いた。今回の会合では、バス・タクシーを活用した空港アクセスや、地域共生や空港を中心としたまちづくりなどを話し合った。
『新しい成田空港』構想検討会の第8回会合の冒頭であいさつするNAAの田村社長(右)=24年5月14日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
—記事の概要—
・バス停運用「従量制」に
・海外5空港参考に「エアポートシティ」議論
バス停運用「従量制」に
バス・タクシーを活用した空港アクセスは、コロナ前後での利用状況を比較し、現状の課題をあぶり出した。
空港全体の利用客の割合は、コロナ前は日本人と訪日客が