ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2024年3月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比22.5%増の64万761人で、3カ月ぶりに60万人を上回った。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は20.8%増の47億994万6000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は18.3%増の37億3073万旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.7ポイント低下し79.2%だった。
3月の利用率が国際線79.2%、国内線75.5%だったANA=24年3月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
一方、国内線は旅客数が前年同月比1.7%増の317万4258人、ASKは0.3%減の40億2427万5000座席キロ、RPKは2.7%増の30億4020万3000旅客キロ、搭乗率は2.2ポイント上昇し75.5%となった。
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国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは