日本航空(JAL/JL、9201)の2024年3月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比15.7%増の60万9004人で、2020年1月以来4年2カ月ぶりに60万人を突破した。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は5.0%増の40億4781万8000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は7.6%増の33億5128万6000人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は2.1ポイント上昇し82.8%だった。
3月の利用率が国際線82.8%、国内線81.7%だったJAL=24年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が0.2%増の314万7048人、ASKは1.6%減の29億8989万7000座席キロ、RPKは1.0%増の24億4221万1000人キロ、L/Fは2.1ポイント上昇し81.7%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
—記事の概要—
・国際線
・国内線
・貨物郵便
・運航状況
国際線
国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、