日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数推計値によると、2024年3月の訪日客数は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行前となる2019年同月比11.6%増の308万1600人で、300万人を初めて突破し、単月の過去最高となった。桜シーズンに加え、キリスト教のイースター(復活祭)休暇が3月下旬に始まったことが訪日需要増につながった。出国した日本人は36.8%減の121万9800人だった。
—記事の概要—
・24年3月の動向
・方面別実績
24年3月の動向
これまでの単月の過去最高は、2019年7月の299万1189人。JNTOが重点市場としているのは23カ国・地域で、2023年4月分から北欧地域が加わった。
23市場のうち、単月の最高記録を更新したのはベトナム、インド、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、北欧の8カ国・地域。また、