全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAホールディングス(ANAHD、9202)は4月1日、ANAグループ合同の入社式を羽田空港の格納庫で開催した。グループ37社に2848人が入社し、このうちANA本体では4年ぶりとなる新卒の客室乗務員(CA)416人が入社した。格納庫での入社式は2019年4月以来5年ぶりで、同年5月の令和改元後初めて。
羽田空港の格納庫での入社式でタオルを掲げるANAグループの新入社員ら=24年4月1日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
新入社員へエールを送るANAHDの芝田社長=24年4月1日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ANAHDの芝田浩二社長は「安全は経営の基盤であり、社会への責務」とあいさつ。1971年のANA機の雫石事故のほか、今年1月に羽田空港で発生した海上保安庁機と日本航空(JAL/JL、9201)機の衝突事故などに触れ、