- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

1月の定時到着率、ANA・JALがトップ10に 首位はイベリア航空=英Cirium調査

 英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」が公表した2024年1月の航空会社別の定時到着率によると、運航規模の大きな航空会社を示す「グローバル(全世界)」部門はスペインのイベリア航空(IBE/IB)がトップだった。日本勢は2022年11月から1年3カ月連続で首位を逃した。

1月の定時到着率で首位となったイベリア航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 航空会社別のデータでは「アジア太平洋」と「北米」「欧州」「中南米」「中東・アフリカ」の5地域別に集計。便数や提供座席など運航規模が大きく、アジアや欧州、北米など3地域以上に就航する航空会社を「グローバル」とし、定刻に対して15分未満の遅延を「定時到着」と定義する。

 このほか単一機材で運航している航空会社など、LCC(低コスト航空会社)各社を中心として「LCC」に分類。LCCの区分は、国連の専門機関ICAO(国際民間航空機関)のカテゴリーに準拠した。

—記事の概要—
グローバル
アジア太平洋
北米
欧州
中南米
中東・アフリカ
LCC

グローバル

 全世界の航空会社を対象にした「グローバル」部門は、イベリア航空が1位を獲得。定時到着率は87.29%、運航便数は