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デルタ航空、米国内乗継の手荷物再検査不要の試験運用 羽田便も視野

 デルタ航空(DAL/DL)は、米国内で乗り継ぐ国際線旅客の手荷物再検査や再預け入れを不要にする制度「IRS(International Remote Baggage Scanning)」の試験運用を、今年の4-6月期(第2四半期)からソウル(仁川)-アトランタ間で始める。太平洋地域担当副社長のジェフ・ムーモー氏によると、羽田発の便でも実施できるよう、米国政府と交渉を進めているという。

国際線から米国内線へ乗継時の手荷物再検査や再預け入れ不要化を目指すデルタ航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 米国へ国際線で入国し、米国内線に乗り継ぐ場合、同じ航空会社の乗り継ぎ便であっても乗客の手荷物は再検査が行われ、預け荷物は国際線の到着空港で受け取った後に預け直す必要がある。

 デルタのIRSは、太平洋路線で