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ベトジェット、A330neoを20機発注へ

 エアバスは現地時間2月22日、ベトナムのベトジェットエア(VJC/VJ)がA330-900(A330neo)型機を20機発注する覚書を締結したと発表した。正式発注になると同社初のワイドボディ(広胴/双通路)機発注となる。

ベトジェットが発注意向を表明したA330neo(エアバス提供)

 ベトジェットは、拡大する長距離路線や輸送量の多い地域路線にA330-900を投入する見込み。すでにリース導入しているA330-300の更新や路線拡大にも使用する。

 A330neoは中型機で、従来のA330-200と同サイズのA330-800(標準座席数3クラス220-260席、最大406席)と、A330-300の後継となるA330-900(3クラス260-300席、最大460席)の2機種で構成。大型機A350 XWBの主翼技術を取り入れ、ロールス・ロイス製新型エンジンのトレント7000と空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を25%改善した。売れ筋は座席数が多いA330-900となっている。

関連リンク
VietJet Air [1]
Airbus [2]

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