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ジェットスター・ジャパンの定時性と遅延率、ANA並みに 国交省13年7-9月期情報公開

 国土交通省航空局(JCAB)は12月2日、日本航空(JAL、9201)や全日本空輸(ANA)、LCC(低コスト航空会社)3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2013年7月から9月期分を公表した。LCC 3社を比べると、定時運航率や遅延率で改善もみられた。

運航品質改善が見られたジェットスター・ジャパン=13年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 10社全体の定時運航率は前年同期比1.38ポイント減の91.30%、遅延率は1.38ポイント増の8.70%、欠航率は1.00ポイント減の0.82%だった。遅延理由では、機材繰りによるものが、欠航理由は台風シーズンとあって天候によるものが目立った。

 定時運航率はJALが93.68%で1位、スターフライヤー(SFJ、9206)が92.02%、日本トランスオーシャン航空(JTA)が91.86%で続いた。もっとも値が低かったのは、エアアジア・ジャパン(WAJ)の70.59%で、以下、ピーチ・アビエーション(APJ)が83.88%、スカイマーク(SKY、9204)が84.55%と続いた。また、ジェットスター・ジャパン(JJP)は91.79%で10社平均を上回ったほか、ANAの91.76%を僅差で上回った。

航空輸送サービスに係る情報公開13年7-9月期の遅延率(国交省の資料から)

 遅延率はWAJが29.41%でワースト1位。遅延理由は