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スターフライヤー、新シート採用の12号機導入 より広く快適に

 スターフライヤーは11月28日、エアバスA320型機の12号機(登録番号JA22MC)に新型の薄型シートと機内エンターテインメントシステム(IFE)を導入したと発表した。早ければ11月中にも運航を開始する。

黒い本革シートが特徴のスターフライヤーの機内。新シートは細かい改善が施されている=11月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

搭乗時は座席番号を表示する液晶モニター=11月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 12号機は21日に受領した新造機で、燃費を改善する翼端のシャークレットを装備。薄型シートに埋め込み型のタッチパネル式液晶モニターを採用することで、従来SFJが採用していたシートよりも広くゆったりとしたものになった。シートピッチは11号機までと同じ34インチ(約86センチ)だが、4センチ分あった液晶モニターが埋め込まれたため、この厚さの分が広くなった。

 シートの傾斜角度も従来より大きくし、背もたれの肩の部分を膨らませたことで、快適性を高めた。また、背もたれなどの構造部材に複合材を採用したことで、1席あたり