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コロナ5類後初の年末年始、ハワイ・アジア予約好調 国内線は9割弱に回復

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など航空11社は12月22日、年末年始の予約状況を発表した。対象期間は12月28日から2024年1月3日までの7日間。新型コロナウイルスが5類に移行後、初の年末年始を迎えたことで、各社とも需要が回復。国際線の予約・提供座席数はフルサービス航空会社(FSC)とLCC(低コスト航空会社)でいずれも増加した。特にANAとJALの大手2社はハワイ方面のほか、アジア路線の予約が好調だ。国内線も大手2社でコロナ前の9割近くまで回復してきた。

航空各社が発表した年末年始の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比43.6%増の36万367人、国内線は1.0%減の214万1856人。提供座席数は国際線が41.0%増の45万8949席で、国内線は3.7%減の284万1495席となった。11社平均の予約率は国際線が1.4ポイント上昇し78.5%、国内線は2.1ポイント上昇し75.4%となっている。

ANA

ハワイ・アジア方面で好調な各社の年末年始予約=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は、国際線が前年同期比