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高松空港、国際線施設利用料を3月導入

 高松空港を運営する高松空港会社は12月8日、国際線の乗客から旅客施設利用料(PSFC)と旅客保安サービス料(PSSC)を徴収すると発表した。2024年3月31日以降に発券される航空券が対象になる。

国際線の乗客からPSFCとPSSCの徴収を始める高松空港=PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 1人あたりのPSFCは大人が540円、子供が270円で、PSSCは大人と子供ともに250円。いずれも消費税込みの額で、航空券に含めて運賃と同時に徴収する。

 空港会社によると、高松空港では国際線チェックインカウンターの共用化や、国際線搭乗待合室のバリアフリートイレ新設、国際線保安検査場の拡張などを進めており、今後も利便性を向上させていくという。

 高松空港は、5年前の2018年4月1日に民営化。国管理空港では仙台に次ぐ第2号で、三菱地所(8802)などが設立したSPC(特別目的会社)の高松空港会社が運営している。

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高松空港 [1]

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PSFC
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