関西国際空港と伊丹空港（大阪国際空港）、神戸空港を運営する関西エアポートグループの2023年10月利用実績（速報値）によると、関空の国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比2.56倍の227万9864人だった。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）流行前の2019年同月と比較すると10％減だったものの、4カ月連続で200万人を超えた。国際線のうち訪日客はコロナ前を初めて上回り、回復が遅れている日本人客との差が鮮明となった。
10月の訪日客がコロナ前を初めて上回った関西空港（資料写真）＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国際線の旅客数は5.43倍（19年同月比15.2％減）の