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全日空、シカゴ線増便で利用率70%超 韓国需要は依然弱く

 全日本空輸(ANA)が11月20日に発表した10月利用実績の速報値によると、国際線の旅客数は前年同月比15.9%増の53万6958人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は前年並みの71.5%で、国内線は旅客数が前年並みの357万8537人、L/Fは1.0ポイント減の65.3%となった。

国際線を中心に好調なANA=13年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 直近の状況について篠辺修社長は、9月1日から週14往復に倍増させた成田-シカゴ線は「増便効果でL/Fは70%以上」と述べた。シカゴ線の増便は、1月に起きたボーイング787型機のトラブルの影響を受け、