ボーイングの2023年7-9月期(第3四半期)実績は、民間機引き渡しが前年同期比7機(6.3%)減の105機で、2020年10-12月期以来11四半期ぶりに前年同期を下回った。受注は65機(25.4%)増の321機で、主力小型機の737 MAXのほか、中型機の787も好調だった。
競合のエアバスは7-9月期に172機(前年同期比32機増)を引き渡し、200機(同214機減)を受注した(関連記事 [1])。
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・23年7-9月期 納入と受注
引き渡し
737MAXと787の受注が好調だったボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
機種別で見ると、引き渡しは737が