国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2023年1-3月期分を公表した。各社とも復便したことからコロナ前の80%台に戻るところもみられ、定時運航率の90%超えは4社のみとなった。
10社のうち定時運航率が最も高かったのはスカイマーク(SKY/BC、9204)で、3四半期ぶりの首位となった。2位はスターフライヤー(SFJ/7G、9206)だった。欠航率もスカイマークが最も少ない値となった。
10社全体の定時運航率は前年同期と比べ4.14ポイント低下し89.29%、遅延率は4.14ポイント悪化し10.71%、欠航率は0.65ポイント改善し1.44%だった。遅延の原因は「機材繰り」が、欠航は「天候」が目立った。
—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線
定時運航率
定時運航率は、スカイマークが