- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JALの23年4-6月期、4年ぶり純利益230億円 通期見通しと配当予想は据置

 日本航空(JAL/JL、9201)が8月1日に発表した2023年4-6月期(24年3月期第1四半期)連結決算(IFRS)は、最終利益が230億6300万円(前年同期は195億8300万円の最終損失)だった。第1四半期としては4年ぶりに本業のもうけを示す「EBIT(利払い・税引き前損益)」と最終損益が黒字となった。通期見通しと配当金予想は据え置き、最終利益550億円を見込む。

—記事の概要—
23年4-6月期
24年3月期予想
*ANAHDの4-6月期はこちら [1]

23年4-6月期

 4-6月期の売上高にあたる「売上収益」は前年同期比41.9%増の3814億4000万円、EBITは313億8300万円(同276億200万円の損失)と増収増益。旅客需要が順調に回復し、貨物は減収となるもコロナ前を上回る収益規模を維持した。

4-6月期の純利益が230億円となったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 売上収益のうち、国際旅客収入が