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JAL、4年ぶり浴衣姿の七夕イベント 羽田1タミ・3タミ、訪日客ら短冊に願いごと

 七夕の7月7日、日本航空(JAL/JL、9201)は羽田空港で七夕イベントを開催した。国際線の第3ターミナルと国内線の第1ターミナルで、浴衣を着用した地上係員が利用客を出迎えた。JALが利用者と対面する七夕イベントを開催するのは4年ぶり。

羽田第3ターミナルで短冊の飾り付けを手伝うJALの地上係員=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 第3ターミナルでは、3階の出発ロビーFカウンター付近に短冊と笹を用意。利用客は短冊に「ハワイに行きたい」「世界平和」「日本に近々戻ってきたい」などの願いをしたため、笹の葉に飾り付けた。訪日客が多くみられ、離日最終日に日本の風習を楽しんだ。

 第1ターミナルでは、2階南ウイングの8番カウンター付近に短冊と笹を用意。国内線の利用客のほか、イタリアからの旅行客も参加し、願いごとをしたためた短冊を笹に飾った。

 また、空港内にある「アンジュ保育園」の園児11人が浴衣を着て訪れ、合唱を披露。「笹の葉さらさら」で始まる『たなばたさま』と『シャボン玉』の2曲を歌い、利用客や保護者とみられる人たちが聞き入っていた。

 今回の七夕イベントは7月1日から7日まで「翼に願いを」をテーマに展開。笹は成田空港周辺で観光農園などを手掛けるJALグループのJAL Agriport(JALアグリポート、成田市)で収穫した。願いごとが書かれた短冊は全国の空港から集められ、仙台の大崎八幡宮へ8月に奉納される。

 JALは1982年から七夕イベントを開催し、今年で41回目を迎えた。当初は各空港での開催だったが、2011年からは正式に全国展開し、JALグループが就航する国内空港と一部の海外空港で開いている。新型コロナが流行した2020年から2022年までの3年間は、カウンターに笹や短冊を用意したものの、地上係員が利用客とふれ合うイベントを自粛していた。

*写真は14枚。

羽田第3ターミナルで短冊の飾り付けを手伝うJALの地上係員=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第3ターミナルで短冊の飾り付けを見守るJALの地上係員=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

七夕イベントで使用した短冊を示すJALの地上係員=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第3ターミナルのJALカウンター前に飾り付けられた家族の健康や早期の再来日などの願いを託された短冊=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第3ターミナルのJALカウンター前に飾り付けられた世界平和を託された短冊=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第3ターミナルでの七夕イベントに参加したJALの地上係員=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントで歌を披露するアンジュ保育園の園児=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントで歌を披露するアンジュ保育園児を撮影する人=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントで歌を披露するアンジュ保育園児を撮影する人=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでアンジュ保育園児の短冊飾り付けを手伝うJALの地上係員=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントに参加するイタリアからの旅行客=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントに参加するイタリアからの旅行客=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでの七夕イベントに参加したJALの地上係員=23年7月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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