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日航、東南アジア好調で14年3月通期予想を上方修正 羽田枠は最大160億円減益想定

 日本航空(JAL、9201)は10月31日、2014年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。純利益は5月1日発表の前回予想を100億円上回る1280億円(前期比25.4%減)、売上高が140億円増の1兆2860億円(3.8%増)、営業利益は150億円増の1550億円(20.6%減)、経常利益は170億円増の1440億円(22.5%減)とした。

円安の費用増を燃油費下落が相殺

4-9月期決算を発表するJALの植木社長=10月31日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 インドネシアやタイなど東南アジア方面の旅客需要が好調に推移していることから、売上増を見込む。また、営業費用は為替が円安に振れていることで増加が見込まれるが、燃油市況の下落やコスト削減により、前回予想と比べて10億円減を想定している。

 営業利益は150億円の改善を見込む。内訳は