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中部空港、23年3月期最終赤字73億円 国際線回復遅れ、24年も赤字見通し

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)の2023年3月期通期連結決算は、純損益が73億9800万円の赤字(22年3月期は122億9500万円の赤字)となり、3期連続での最終赤字となったものの、赤字幅が縮小した。国際線の回復が遅れいていることから、2024年3月期の通期業績予想は42億円の最終損失を見込む。

—記事の概要—
23年3月期
24年3月期予想

23年3月期

3期連続で最終赤字となった中部空港=23年3月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 2023年3月期の売上高は245億900万円(22年3月期比50.0%増)、営業損益が67億4900万円の赤字(118億1300万円の赤字)、経常損益が72億300万円の赤字(121億700万円の赤字)。営業費用は312億5000万円(11.0%増)となった。

 売上高の内訳は、着陸料などの空港事業が