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22年10-12月期定時性、上位6社が90%超え 首位はスプリング・ジャパン続く=国交省情報公開

 国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2022年10-12月期分を公表した。定時運航率は上位6社が90%を上回り好調だったものの、復便傾向もありコロナ前の80%台に戻るところもみられた。

22年10-12月期の定時運航率で首位となったスプリング・ジャパン=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 10社のうち定時運航率が最も高かったのは、2四半期連続でスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)、2位はスターフライヤー(SFJ/7G、9206)だった。欠航率もスプリング・ジャパンが最も少ない値となった。

 10社全体の定時運航率は前年同期と比べ2.81ポイント低下し89.24%、遅延率は2.81ポイント悪化し10.76%、欠航率は0.17ポイント改善し0.67%だった。遅延の原因は10社すべてが「機材繰り」、欠航は「天候」が目立った。

—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線

定時運航率

 定時運航率は、スプリング・ジャパンが