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JAL767貨物機の導入解説が1位 先週の注目記事23年4月30日-5月6日

 4月30日から5月6日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、日本航空(JAL/JL、9201)が2日導入を発表した13年ぶりの貨物専用機に関する解説記事でした。

成田空港に着陸するJALの767-300F。かつての機体は「ポリッシュド・スキン」と呼ばれる外観が特徴だった=10年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 JALはなぜ”禁じ手”貨物機を解禁するのか 特集・ヤマトと組むコロナ後の貨物戦略 [1]

 JALは自社で保有する中型旅客機ボーイング767-300ER型機のうち、3機を貨物専用機(貨物機)に改修。ボーイングが手掛ける「767-300BCF(ボーイング・コンバーテッド・フレーター)」と呼ばれるもので、2023年度末から東アジアを中心とした国際線に順次投入し、国内線も飛ばします。これまでの“場所貸し”とは違い、ヤマトホールディングス(9064)との協業が主体となるもので、赤坂祐二社長の発言などからジャンボ機をメインに使ったかつての貨物事業との違いをまとめました。

 当該記事の冒頭に載せたポリッシュド・スキンの767-300Fは、当紙創刊前の2010年に成田で資料撮りしていた時に撮ったものです。創刊後にいつか使う日が来るだろうと13年前に撮った写真を、13年ぶりの貨物機導入の記事で使うことになり感慨深いです。報道写真はその時に使わなくても、遠い未来に使われることも念頭に撮る必要があります。