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JAL、国内線セールの通知メール遅延 エラーで重複購入も

 日本航空(JAL/JL、9201)が4月21日午前0時から始めた国内線全路線を片道6600円で販売するタイムセールで、購入者に予約や購入完了を知らせる電子メールの配信が一時遅れるトラブルがあった。一方、利用者の中にはエラー表示が出たことで、重複購入した人も出ているようだ。

国内線タイムセールで通知メールの配信遅延が発生したJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALによると、メール配信の遅延は早朝には解消し、同社のTwitterアカウントは午前7時49分に解消したと投稿。この投稿に寄せられたコメントの中には、購入後にエラー表示が出たため重複購入してしまった人や、セール運賃で購入できなかった人の声が寄せられている。

 JALは3月9日にタイムセール「JALスマイルキャンペーン」を実施したが、想定を大幅に上回るアクセスが殺到してシステム障害が発生。その後はアクセスが集中した際に「仮想待合室」を設けるなどの対策を講じ、販売対象期間を区切って3月31日から再開した。今回のセールは第3弾で、4月21日午前0時から22日午後11時59分まで2日間実施。搭乗期間は5月11日から31日までで、普通席が対象となっている。

 これまで2回の対象搭乗期間は、1回目が4月22日から28日の7日間、2回目が5月1日と2日、8日、9日、10日の5日間で、3回目の今回は21日間と過去2回よりも対象期間が長い。

関連リンク
JALスマイルキャンペーン [1]
仮想待合室について [2]
日本航空 [3]

セール再開
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