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空港施設、取締役選任の検証委員会 国交省OBの人事介入問題

 羽田空港の格納庫など施設運営を手掛ける空港施設(8864)は、2021年に取締役候補者として国土交通省OBを選任する過程に問題があった可能性があるとして、外部の有識者による独立検証委員会を立ち上げた。4月中を目途に報告書をまとめ、今年度の株主総会に向けた候補者の指名を透明性の高いものにする。

羽田空港の格納庫などを運営する空港施設=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 委員会名は「役員指名等ガバナンスに関する独立検証委員会」で4月10日に設立。八田進二・青山学院大学名誉教授が委員長、プロアクト法律事務所の弁護士・公認不正検査士である池永朝昭氏と竹内朗氏が委員に就任し、計3人で検証にあたる。

 検証の対象は、2021年に行われた同社の