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国営サウディア、787を最大49機発注へ 航空ハブ戦略で

 ボーイングは現地時間3月14日、サウジアラビア国営のサウディア(前サウジアラビア航空、SVA/SV)が787型機を最大49機発注すると発表した。39機が確定発注、10機がオプションとなる見込みで、787-9と787-10の2機種が含まれる見通し。

サウディアの787-9と787-10のイメージ(ボーイング提供)

 ボーイングによると、サウジアラビアが自国を世界的な航空ハブに変貌させる戦略的計画の一環で、同国第2の航空会社として計画されているリヤド航空も787-9を最大72機発注する見通しで、2社合わせて最大121機の787がサウジアラビアの航空会社に引き渡されることになる。

 サウディアは現在、787-9を13機、787-10を5機保有しており、787-10は2機が発注済み。

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Saudia [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]

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