3月5日から11日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、9日に日本航空(JAL/JL、9201)のウェブサイトで発生した接続障害の第1報でした。
第1位 JALのWebサイト、つながりにくい状態続く 国内線セール影響、運航は通常通り [1]
JALのサイトは9日午前0時すぎからつながりにくい状況状態になり、復旧は同日午後6時37分でした。同日から国内線全路線を片道6600円としたセール運賃の販売を始めたことでアクセスが大幅に増加し、システムが不安定になりました。セール運賃以外の利用者にも影響が拡大したことで、セールの中止が決まりました。
接続障害発生も問題ですが、このトラブルを報じる新聞やテレビなどが相変わらずウェブサイトのことを「ホームページ」と表現しているのも、いかがなものかと思います。ホームページという言葉の受け取られ方が曖昧な面もありますが、なぜホームページという表現が妥当ではないかを指摘されてピンとこないデスクや記者は、IT分野の歴史、特に1990年代について学ぶべきですし、これだけあらゆる分野にITがかかわる以上、ITに疎いのは論外であり、相応の勉強を普段からすべきです。報道機関である以上、正確な知識と表現でニュースを読者や視聴者に伝えなければなりません。