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ロールス・ロイス製B-52新エンジン試験が1位 先週の注目記事23年2月26日-3月4日

 2月26日から3月4日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、ロールス・ロイス(RR)によるB-52H向け新エンジン「F130」試験開始の記事でした。

ロールス・ロイスのB-52用エンジンF130(同社サイトから)

第1位 ロールス・ロイス、B-52爆撃機の新エンジン試験開始 寿命30年延長 [1]

 RRは、米空軍の戦略爆撃機B-52H「ストラトフォートレス」向けエンジン「F130」の試験をNASA(米国航空宇宙局)のステニス宇宙センター(ミシシッピ州)で開始したと1日に発表。2021年9月に米空軍が発表したB-52Hの新エンジン決定に基づくもので、8基のTF33を同数のF130で置き換えます。

 B-52の初飛行は71年前の1952年4月15日、運用中のB-52Hも初飛行は63年前の1960年、最終号機納入は61年前の1962年と、後継機よりもはるかに長く運用されており、今回のエンジン換装では30年延命する計画です。実際に30年延長された場合、B-52としては100年以上、B-52Hの最終号機も90年程度は運用することになり、サステナビリティを体現した機体になります。