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JAL、鳥取客室本部長が代表権ある専務に 23年度役員体制

 日本航空(JAL/JL、9201)は2月22日、4月1日以降の役員体制を発表した。客室本部長の鳥取三津子常務が代表取締役専務に6月の株主総会後に就任し、代表権は赤坂祐二社長と清水新一郎副社長の3人が持つ。財務・経理本部長を務める代表取締役専務の菊山英樹氏は株総後に退任し、監査役に就任する。

株総後に代表権を持つ専務に就任するJAL客室本部長の鳥取常務=22年4月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 常勤では新任の取締役は2人で、鳥取氏のほか経営企画本部長と経営管理本部長を務める斎藤祐二常務が就任し、斎藤氏は専務に昇格する。非常勤の社外取締役には、新たに三屋裕子氏が就任する。

 4月1日からの執行役員体制では、常務の鳥取氏と斎藤氏が専務に昇任するほか、整備本部長でJALエンジニアリング社長の田村亮氏と路線事業本部副本部長のロス・レゲット氏が執行役員から常務に昇任。ロス氏は本部長に昇格する。

 鳥取氏の担務はカスタマー・エクスペリエンス本部長とブランドコミュニケーション担当、斎藤氏は経営企画本部長とグループCFO(最高財務責任者)となる。

 新任の執行役員は8人。東京空港支店長とJALスカイ社長を務める斉藤久美子氏、北海道支社長の林浩一氏、貨物郵便本部長の木藤祐一郎氏、客室本部長の中野淳子氏、路線事業本部副本部長の増村浩二氏、オペレーション本部長の下口拓也氏、財務・経理本部長と経営管理本部長を務める弓﨑雅夫氏、空港本部長の堀尾裕子氏が新任となる。

 また、地域事業本部長の本田俊介氏がジェイエア(JAR/XM)の社長に就任する。

 退任役員は7人。豊島滝三専務、執行役員の岡敏樹氏、阿部孝博氏、屋敷和子氏、岩越宏雄氏、前田淳氏、宍倉幸雄氏が3月31日付で退任する。

 取締役と監査役、執行役員体制は下記の通り(役職、執行役員体制は担当業務、氏名の順で敬称略)。