国土交通省航空局（JCAB）は、日本航空（JAL/JL、9201）や全日本空輸（ANA/NH）、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2022年7-9月期分を公表した。定時運航率は各社とも好調を維持し、上位7社が90％を上回った。
22年7-9月期の定時運航率で首位となったスプリング・ジャパン＝22年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
10社のうち定時運航率が最も高かったのはスプリング・ジャパン（旧春秋航空日本、SJO/IJ）、2位は日本トランスオーシャン航空（JTA/NU）だった。欠航率もスプリング・ジャパンが最も少ない値となった。
10社全体の定時運航率は前年同期と比べ4.88ポイント低下し90.98％、遅延率は4.88ポイント悪化し9.02％、欠航率は0.24ポイント悪化し2.28％だった。遅延の原因は「機材繰り」、欠航は「天候」が目立った。
—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線
定時運航率
定時運航率は、スプリング・ジャパンが