全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が2月2日に発表した2022年4-12月期(23年3月期第3四半期)連結決算(日本基準)は、純損益が626億100万円の黒字(前年同期は1028億400万円の赤字)となり、3四半期連続で黒字となった。通期予想は4-9月期(23年3月期第2四半期)からさらに上方修正し、600億円の最終黒字を目指す。一方、3期連続で無配となる見通し。
—記事の概要—
・22年4-12月期
・23年3月期予想
*JALの4-12月期はこちら [1]。
22年4-12月期
4-12月期の売上高は前年同期比70.5%増の1兆2586億5500万円、営業損益は989億8200万円の黒字(1158億1700万円の赤字)、経常損益が923億4900万円の黒字(1183億4000万円の赤字)で、営業益と経常益、純利益の3利益すべてが黒字となった。
営業費用は35.8%増の