世界の航空関連情報を提供する英国のOAGは、2022年の定時運航率が最も高い航空会社に、ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)を選出した。上位20社のうち日本の航空会社は2社で、全日本空輸(ANA/NH)が6位、日本航空(JAL/JL、9201)が7位にランクインした。
OAGは、定刻より15分以内に到着したものを「定時運航」とし、各社をランク付けした。対象となる航空会社は、2022年暦年の座席供給量(有効座席キロ、ASK)が多かった上位250社。このうち運航数など規模の大きな上位20社を「メガエアライン」とし、「アジア太平洋」と「北米」「欧州」「中南米」「中東・アフリカ」の5地域別でも集計した。
また、単一機材で運航している航空会社など、LCC(低コスト航空会社)各社を中心として「LCC」に分類。LCC部門は定期便3万便以上の運航を条件とし、LCCの区分は国連の専門機関ICAO(国際民間航空機関)のカテゴリーに準拠した。
—記事の概要—
・全体部門
・メガエアライン
・LCC
・アジア太平洋
・欧州
・中南米
・中東・アフリカ
・北米
全体部門
ASKが多かった上位250社を対象とした「全体部門」では、ガルーダが首位。定時運航率は