日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数推計値によると、2022年12月の訪日客数は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行前となる2019年同月比45.8%減の137万人だった。100万人を上回ったのは108万人だった2020年2月以来2年10カ月ぶりで、コロナが本格流行した同年3月以降初の100万人超えとなった。出国した日本人は74.8%減の43万2100人で、2年10カ月ぶりに40万人を突破した。
—記事の概要—
・12月の動向
・方面別実績
12月の動向
JNTOが重点市場としているのは22カ国・地域。月間の訪日客数は各市場とも大幅な例年割れが続いているが、コロナ前の半数を上回る回復となった。韓国は22市場で唯一、2019年12月を上回った。当時の韓国は