全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など航空11社は12月21日、年末年始の予約状況を発表した。対象期間は28日から2023年1月5日までの9日間。国際線は新型コロナウイルス前を大幅に割り込んでいるものの、水際対策の緩和に伴い復便傾向にあることや、LCC各社も再開するなどで予約が増加。特にANAとJALの大手2社はゴールデンウイークと夏休みに引き続き、ハワイ方面の予約が好調だ。
11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比5.13倍の32万1468人、国内線は9.5%増の270万525人。提供座席数は国際線が2.39倍の41万8302席で、国内線は7.4%増の378万652席となった。11社平均の予約率は国際線が41.0ポイント上昇し76.9%、国内線は1.4ポイント上昇し71.4%となっている。
ANA
ANAの予約数は、国際線が前年同期比