スカイマーク(SKY/BC、9204)の洞駿(ほら・はやお)社長は12月14日、国際線の定期便再開は当面計画していないものの、「極めて大きな検討事項」だと述べた。新型コロナの影響で痛んだ財務体質の改善を最優先するが、国際線のノウハウを維持するため、チャーター便の運航は需要に応じて検討していく。
サイパンを出発するスカイマークの成田行きBC816便初便=19年11月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
東証で上場後に記者会見するスカイマークの洞駿社長=22年12月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
14日に東証へ7年9カ月ぶりに再上場したスカイマークは、同社初の国際線定期便となる成田-サイパン線を2019年11月29日に開設。その後、コロナ影響で2020年3月25日の運航を最後に運休している。
洞社長は「正直申し上げて、2026年くらいまでは国際線