エアライン — 2013年10月1日 23:00 JST

ANA現役CAが「おもてなし」指導 築地にエアラインスクール開講

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ANAグループのANAビジネスソリューションは10月1日、全日本空輸(ANA)の現役客室乗務員(CA)が講師を務める「ANAエアラインスクール」を東京・築地に開設した。ANAによると、航空会社がCA養成を念頭に置いたスクールを開設するのは、世界で初めてだという。

1日に開講したANA現役CAが講師を務めるANAエアラインスクール=10月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

脱出シューターを使った訓練も

開講式典でANAの河本客室センター長の祝辞を聞く受講生ら=10月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 CAを目指す大学生や専門学校生を対象としたダブルスクール形式で、接遇のプロを育てる。「ベーシックコース」と同コース修了後の「アドバンスコース」の2コースを用意した。期間はいずれも3カ月間24回で、定員はベーシックが60人、アドバンスが30人。現在の受講生は68人で、初日は18人が受講した。

 ベーシックコースはビジネスマナーや言葉遣い、接遇の基礎を学べ、ANAの機内食工場の見学や、訓練センターでの脱出シューターを使った訓練など、体験授業も行う。アドバンスコースでは、メイクやテーブルマナーなどを学び、機内食サービス体験やサービスのロールプレイを実施。両コースとも、就職活動の支援を受けられる。

 1週間に2講座ずつ受講する形で、1限目は午後5時半から午後7時、2限目は午後7時半から午後9時で、学生が通いやすい時間帯にした。

 費用は入会金が2万1000円で、受講料はベーシックが29万9250円、アドバンスが31万5000円。両コースとも別途テキスト代2万1000円が必要。同スクールの受講は、ANAグループの採用時の選考とは関係がないとしている。

おもてなしの心を受講生に伝えたいと話す倉園CA=10月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

“おもてなしの心”を学生に

 講師を務めるANA現役CAの倉園恵美子さんは、国内・国際線の


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。