ボーイング民間航空機部門マーケティング担当副社長のダレン・ハルスト氏は12月7日、開発が進む737-10(737 MAX 10)と777Xなどの進捗を明らかにした。737-10は国が安全性を認める「型式証明」(TC)の取得が2023年後半にずれ込む見通しで、777Xは計画を変更せず、2025年の納入開始を目指す。
型式証明取得がずれ込む見通しの737-10=22年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
—記事の概要—
・「737-10のTC取得は来年」
・777Xは予定通り
・NMA「今すぐのローンチ計画なし」
「737-10のTC取得は来年」
737-10や777Xなど開発中が進む機体の進捗を示すボーイングのハルスト氏=22年12月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
737-10は737 MAXファミリーで最大の機体で、ボーイングでは737-10の型式証明取得の期限を今年12月とし、就航は当初計画を3年延期した2023年を目指している。
来日中のハルスト副社長は東京・丸の内のボーイング ジャパンで会見し、