- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ユナイテッド航空、羽田-ニューヨーク23年1月就航 777-200ERで週3往復

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は11月29日、ニューヨーク(ニューアーク)-羽田線を2023年1月5日から週3往復で開設すると発表した。羽田発は6日から。当初は2020年3月29日に就航予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて約2年10カ月遅れで就航することが決まった。

ユナイテッド航空の777-200ER新塗装機のイメージ(同社提供)

 運航日はニューヨーク近郊のニューアーク・リバティー国際空港発が月曜と木曜、土曜で、羽田発は火曜と金曜、日曜。運航スケジュールは、羽田行きUA131便がニューアークを午後1時20分に出発し、翌日午後5時45分に着く。ニューアーク行きUA130便は午後7時40分に羽田を出発して、午後6時25分に到着する。

 機材はボーイング777-200ER型機で、座席数は3クラス276席。内訳はビジネスクラスが「ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス」50席(1-2-1配列)、プレミアムエコノミークラスが「ユナイテッド・プレミアムプラス」24席(2-4-2)で、エコノミークラスは202席のうち足もとが広い「ユナイテッド・エコノミープラス」が46席(3-4-3)と「ユナイテッド・エコノミー」が156席(3-4-3)になる。

 エコノミーのシートピッチは、エコノミープラスが34インチ、エコノミーが31インチ。34インチは日系航空会社の中大型機の国際線仕様機、31インチは国内線仕様機と同等の広さとなる。

羽田に乗り入れるユナイテッド航空の777-200ERのシートマップ(同社サイトから)

 今回のニューヨーク線開設で、ユナイテッド航空の羽田発米国本土行き路線は、既存のサンフランシスコ、シカゴに加えて計3路線に拡大。成田空港からはニューアーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ヒューストンへ運航しており、1月7日からはサンフランシスコ-関西線も再開を予定している(関連記事 [1])。1月7日以降の日本発米国本土行き路線は、成田発4路線、羽田発3路線、関西発1路線の合計8路線になる。

運航スケジュール
UA131 ニューアーク(13:20)→羽田(翌日17:45)運航日:月木土
UA130 羽田(19:40)→ニューアーク(18:25)運航日:火金日

関連リンク
ユナイテッド航空 [2]

ユナイテッド航空、軽食持ち帰りの新サービス デンバーで乗継ぎ客用 [3](22年11月17日)
737-10、ユナイテッド塗装で3号機初飛行 最大の737MAXが試験加速 [4](22年11月19日)
ユナイテッド航空、関空-サンフランシスコ23年1月再開 週3往復 [1](22年10月19日)
ユナイテッド航空、成田-グアム増便 関空も7月再開 [5](22年5月26日)