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国際航空宇宙展、24年10月にビッグサイト開催 自衛隊70周年と連動

 一般社団法人日本航空宇宙工業会(SJAC)は、第16回目となるJA2024(2024年国際航空宇宙展)の開催日程を決定した。2024年10月16日から19日まで、東京ビッグサイトで開催する。航空宇宙防衛分野の企業などが一堂に会する展示会で、前回は2018年11月に開かれた。

2018年に開かれた第15回国際航空宇宙展の会場に展示されたMRJ90(左)とMRJ70の模型=18年11月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 テーマは「空宙(そら)で織りなす、拡がる未来」で、コンセプトは「飛躍する技術、繋げる未来。 航空宇宙産業、世界へ。」。サブテーマとして「SDGsへの航空宇宙産業の取り組み」「COVID-19後の新しい輸送システム」「新しい人間活動領域」を定めた。

 SJACによると、2024年は自衛隊創立70周年でもあることから、新しい分野を含めた日本で最大、アジアでも最大級の航空・宇宙・防衛に関する総合的な展示会として開催したいという。

 関係者向けのトレードデーに加え、最終日19日は一般向けのパブリックデーを設定する。会場はビッグサイトの西展示棟全館で、会議棟などは調整中。出展申し込みの受付開始は2023年春の後半になる見通し。

 国際航空宇宙展は、1966年に埼玉県の航空自衛隊入間基地で開かれた東京航空宇宙ショーが前身。4年ごとに開かれてきたが、2020年の東京オリンピック開催が決まったことから、前回の第15回は2年前倒しで2018年に開催した。第16回は当初2021年に予定していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による東京大会延期や感染拡大により2021年は中止とし、2024年に開催すると2020年10月8日に発表された。

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