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JAL、羽田でA350初日の出フライト 成田は787、23年元日

 日本航空(JAL/JL、9201)は11月10日、2023年1月1日に初日の出と初富士を楽しむ「初日の出 初富士フライト」を羽田と成田発着で実施すると発表した。羽田発着はエアバスA350-900型機を、今年の元日に続き使用する。両空港とも抽選販売で、10日から申し込みを同社のウェブサイトで受け付けている。

A350を初投入したJALの22年初日の出フライト=22年1月1日6時53分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田発着の便名はJL2023便で、羽田を午前5時45分ごろ出発後は千葉県銚子付近の上空で初日の出を観賞。南西に針路をとり、伊豆半島付近から富士山の南を通過後、三河湾付近で折り返し、羽田へ午前8時ごろ戻る。募集人数は350人で、機内ではおせち風弁当が用意される。機材はA350-900(3クラス369席:ファースト12席、クラスJ 94席、普通席263席)を投入する。

 旅行代金は大人・子供同額で、ファーストクラスが窓側から2席で19万6000円(2人分)、中央席2席が15万円(2人分)。クラスJは窓側から2席が14万4000円(2人分)、窓側を含まない席(中央席)は5万5500円(1人分)、翼上の窓側から2席は129,000円(2人分)となる。普通席は窓側から3席2人利用で11万8000円(2人分)、窓側から3席3人利用で14万7000円(3人分)、窓側を含まない席は3万3000円(1人分)で、翼上の席は窓側から3席2人利用で10万4000円(2人分)、窓側から3席3人利用で12万6000円(3人分)、窓側を含まない席は2万9000円(1人分)となる。

 成田発着はJL2323便で、ボーイング787-8型機の国際線仕様機(2クラス186席:ビジネス30席、エコノミー156席)を使用。成田を午前5時35分ごろ出発後は、千葉県館山沖で初日の出を観賞し、富士山を眺めてから静岡の手前で方向を変え、伊豆諸島の三宅島付近を通り、午前8時ごろ成田へ戻る。募集人数は174人で、食事は同じくおせち風弁当となる。

 旅行代金は大人・子供同額で、ビジネスクラスが窓側から2席で17万6000円(2人分)、翼上の窓側席は2席で15万8000円(2人分)、窓側を含まない席(中央席)は2席で14万円(2人分)。エコノミークラスは窓側から2席が11万5000円(2人分)、窓側を含まない席は2万9000円(1人分)で、翼上の席は窓側から2席が9万6000円(2人分)、1席が8万円(1人分)。窓側を含まない席は2万7000円(1人分)となる。

 両コースとも共通で、紅白まんじゅうと搭乗証明書、整備士が手作りしたオリジナルのキーホルダーなどをプレゼントする。また航空機の廃材を再活用したシートベルトキーホルダーやブレードキーホルダーなどが当たる抽選会も実施する。

関連リンク
2023 初日の出 初富士フライト [1](JAL)
日本航空 [2]

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