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スカイマークが再上場申請 ANAは株主、JALは手荷物連携 大手はどう動くか

 スカイマーク(SKY/BC)が東京証券取引所に再上場を申請していると、日本経済新聞の電子版が11月2日夜に報じた。スカイマークは「当社が発表したものではない」とコメントした。2015年に経営破綻後、2020年までに再上場を計画していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、2020年4月に申請を取り下げた。今年7月の搭乗率は2年5カ月ぶりに7割を超え、8月と9月は8割前後とコロナ前の水準に近づいていることから、再上場を判断したもようだ。機材更新の停滞で経年機も増えており、コロナで痛んだ財務体質の改善や機材更新などに資金を充てるとみられる。

*再上場発表はこちら [1]

再上場を目指すスカイマーク=22年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
コロナ前水準に近づく
増える経年機
株主構成

コロナ前水準に近づく

 スカイマークは2015年1月28日に経営破綻し、2016年3月28日に民事再生手続きが終結。2019年10月25日に東証へ上場申請していたが、2020年4月15日に上場申請を取り下げたと発表。その後、2021年には今年春の再上場を検討したが、コロナの影響が長期化したことから手続き再開を見送った。

 今年6月27日に発表した2022年3月期通期決算は、純損益が