ボーイングが現地時間10月11日に発表した2022年7-9月期(第3四半期)実績は、民間機引き渡しが前年同期比27機(31.76%)増の112機で、2021年1-3月期から7四半期連続で前年同期を上回った。受注は145機(2.30倍)増の256機で、7月に開催された英ファンボロー航空ショーで大型受注を獲得したことなどから、前年同期を大きく上回った。
品質問題により引き渡しゼロが続いていた主力の787型機は、今期から納入を再開した。競合のエアバスは7-9月期に140機(前年同期比13機増)を引き渡し、414機(同309機増)を受注している。
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・22年7-9月期 納入と受注
引き渡し
納入を再開した787=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
機種別で見ると、引き渡しは737が