朝日航洋は、最新鋭の統合航空計器システム「ヘリオニクス」を搭載した「BK117D-3型の飛行訓練装置（FTD: Flight Training Devices）」を国内でこのほど初導入した。
ヘリオニクスを搭載した朝日航洋のBK117D-3 FTD（同社提供）
同社のFTD導入は、2018年に導入した1号機（AS350B3e型）に続き2機目。今回導入したFTDに搭載されたヘリオニクスは、操縦支援機能が充実しており、さまざまな扱いをFTDで習熟することで、型式移行訓練時間の短縮、実運航での安全性向上が期待できるという。バイブレーション機能を装備しており、より実機に近い操縦感覚で操作できるため、機種移行訓練だけでなく通常時や緊急時の対応訓練、救急医療サービスの運用訓練など、さまざまなシナリオで、より高精度の訓練ができるという。
今後は、国土交通省