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JAL国内線777-300最後の離日が1位 先週の注目記事22年8月28日-9月3日

 8月28日から9月3日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、日本航空(JAL/JL、9201)の国内線機材ボーイング777-300型機のうち、最後まで日本に残っていた機体(登録記号JA752J)の離日の記事でした。

羽田空港で売却先への出発を待つJAL最後の777-300となったワンワールド塗装のJA752J=22年8月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 【独自】JAL、最後の国内線777-300離日 ワンワールドJA752Jが米国へ、500席機消える [1]

 JALは24年前の1998年に、777-300の国内線仕様機を導入。退役時の座席数は2クラス500席で、幹線を中心に7機投入されました。エンジンは米プラット&ホイットニー製「PW4000」のうち推力9万ポンドのPW4090で、JALとユナイテッド航空(UAL/UA)で起きたファンブレードの不具合の影響で、JALの国内線仕様の777-200と-300は2021年3月末ですべて退役しました。

 その後、2021年12月14日に国土交通省航空局(JCAB)が条件を満たす機体は乗客を乗せないフェリーフライト(回航便)を認め、777-300も羽田で解体されたJA8945を除くと売却先へ飛び立ちましたが、JA752Jが最後まで残った機体となりました。