羽田到着のW杯トロフィー、リバウド氏がキス

　11月に開催されるサッカー・ワールドカップ（W杯）のトロフィーが8月26日、特別塗装機（エアバスA320型機、登録記号G-POWM）で羽田空港に到着した。空港施設（8864）の旧整備場地区にある大型格納庫で開かれた到着セレモニーには、FIFA（国際サッカー連盟）レジェンドで元ブラジル代表のリバウド・ヴィトール・ボルバ・フェレイラ氏や、日本サッカー協会の田嶋幸三会長、コカ・コーラ FIFAワールドカップ トロフィーツアー ジャパンアンバサダーの大久保嘉人氏、日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長らが出席した。

　W杯のトロフィーは世界に一つしかなく、高さ36.8センチ、重さ6142グラム、18カラットの純金製。W杯の優勝経験者と国家元首しか触れられない決まりで、2002年開催の日韓W杯優勝メンバーのリバウド氏がケースの中から取り出し、キスをした。

　W杯の公式スポンサーを務めている米コカ・コーラは、2006年のドイツ大会からトロフィーが各国を巡回する「コカ・コーラFIFAワールドカップトロフィーツアー」を開催。今回は出場32カ国を含む51カ国を巡り、日本は22カ国目となった。

　トロフィーは27日午前10時から午後6時まで、東京・渋谷区の日本コカ・コーラ本社に展示。同社のアプリ「Coke ON」で応募すると抽選で参加できる。

　カタールで開催されるW杯は、11月21日から12月18日までを予定している。

＊写真は10枚。