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お盆の国内線、旅客数7割増に回復 行動制限なし、ハワイは好調続く

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は8月17日、お盆期間の利用実績を発表した。対象期間は8月6日から16日までの11日間。国際線はゴールデンウイークに引き続き、ハワイ方面が好調だった。国内線は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第7波の再拡大があったものの、行動制限がなかったことから旅客数は前年同期を7割以上上回り、回復傾向となった。

航空各社が発表したお盆の実績(各社の発表資料からAviation Wire作成)

 11社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年同期比4.71倍の27万6457人、国内線は73.9%増の330万7430人。提供座席数は国際線が2.00倍の37万6192席で、国内線は28.5%増の453万1078席となった。11社平均のロードファクター(座席利用率、L/F)は国際線が42.3ポイント上昇し73.5%、国内線は19.1ポイント上昇し73.0%だった。

ANA

新型コロナの第7波が拡大したものの旅客数が回復したお盆の国内線=22年8月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの旅客数は、国際線が前年同期比