成田空港を運営する成田国際空港会社（NAA）は8月15日、成田空港を発着する低価格運賃の高速バス「LCB（低コストバス）」の路線網拡大をPRするキャンペーンを始めた。Instagramに旅の写真を投稿すると、LCC（低コスト航空会社）の往復航空券などが当たるもので、31日まで。
低価格運賃の高速バス路線網拡大をPRする成田空港＝PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
LCBは今年に入り、2月に豊洲市場、4月に川口・赤羽、8月に池袋と渋谷の4路線が運行開始。運賃は既存の東京駅から銀座を経由する東京・銀座線が片道1300円、豊洲市場線と川口・赤羽線が各1800円、池袋線と渋谷線が各1900円で、池袋線と渋谷線の渋谷発はウェブ事前決済の場合は1500円に割り引かれる。
キャンペーンは、成田空港のInstagramアカウント（@narita.airport_official）をフォローし、決められたハッシュタグを付けて旅の思い出の写真を投稿する。景品はピーチ・アビエーション（APJ/MM）の成田発着便限定ピーチポイント1万ポイント、ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）の成田－高松・松山・高知往復航空券、スプリング・ジャパン（旧春秋航空日本、SJO/IJ）の成田－札幌（新千歳）往復航空券で、2人ずつ計6人に抽選で当たる。
LCC（Low Cost Carrier）は正しくは「低コスト航空会社」で、運航コストを抑えたビジネスモデルの航空会社を指す言葉。日本では「格安航空会社」とも訳されるが、コスト低減の結果として低価格運賃を実現しており、需給連動が激しい海外では