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定時性、スターフライヤー10四半期ぶり首位奪還 国交省22年1-3月期情報公開

 国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2022年1-3月期分を公表した。各社とも定時運航率は好調を維持しているものの、復便傾向が見られたことから、一部のLCCでは新型コロナ前の80%台に戻るところもみられた。

22年1-3月期の定時運航率で10四半期ぶりに首位となったスターフライヤー=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 10社のうち定時運航率が最も高かったのはスターフライヤー(SFJ/7G、9206)で、2019年7-9月期以来10四半期ぶりに首位となった。2位は2021年度通期で首位となったスカイマーク(SKY/BC)だった。欠航率はエア・ドゥ(ADO/HD)が最も少ない値となった。

 10社全体の定時運航率は前年同期と比べ4.32ポイント低下し93.43%、遅延率は4.32ポイント悪化し6.57%、欠航率は0.67ポイント悪化し2.09%だった。遅延の原因は「機材繰り」、欠航は「天候」が目立った。

—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線

定時運航率

 定時運航率は、スターフライヤーが