- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JAL、6月の国際線利用率77.6% 2年4カ月ぶり30万人超え

 日本航空(JAL/JL、9201)の2022年6月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比5.50倍の30万2521人で、2020年2月以来2年4カ月ぶりに30万人を突破した。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は53.5%増の26億4272万座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は5.25倍の20億5158万1000人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は54.9ポイント上昇し77.6%で、2年4カ月ぶりに70%台を回復した。

22年6月の利用率が国際線77.6%、国内線56.6%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が2.55倍の209万8434人、ASKは77.8%増の27億9719万2000座席キロ、RPKは2.69倍の15億8428万1000人キロ、L/Fは19.2ポイント上昇し56.6%となった。

 JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。

—記事の概要—
国際線
国内線
貨物郵便
運航状況

国際線

 国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、