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デルタ航空、A220-300を12機追加発注 107機に

 デルタ航空(DAL/DL)は現地時間7月19日、ロンドン近郊で開催中のファンボロー航空ショーでエアバスA220-300型機を12機追加発注した。今回の契約で、同社が確定発注したA220はA220-100が45機、A220-300が62機の計107機になった。

デルタ航空が追加発注したA220-300のイメージイラスト(エアバス提供)

 デルタは北米で初めてA220を導入し、今回の発注は既存契約の購入権を行使したもの。機材更新と合理化を進める。座席数は3クラス130席で、ファーストクラス12席、足もとが広いエコノミークラス「デルタ・コンフォートプラス」30席、エコノミークラス88席となる。

 A220は、カナダのボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の事業会社をエアバスが2018年7月に買収し、名称を変更したもの。すべてが新設計の機体で、部品を9割以上共通化したA220-100(旧CS100)とA220-300(CS300)の2機種で構成され、メーカー標準座席数はA220-100が100-130席、中胴が3.7メートル長いA220-300は130-160席となる。

 6月末現在、デルタはA220を56機、A320ファミリーを249機、A330を57機、A350-900を26機の計388機のエアバス機を運航している。前日18日には、ボーイング737 MAXファミリー最大の機種である737-10(737 MAX 10)を100機発注した。

関連リンク
デルタ航空 [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]
Farnborough International Airshow [4]

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